や〜めた

バイトを実働2日で辞めてしまいました。

いや、正確には1日と2時間くらいで。本当に、心の底から申し訳ないです。

 

 

病気のせいで、衝動的だったり突飛な行動を取ってしまうことが増えてしまって、今回は人に迷惑をかけたくないなあという気持ちと、早く社会復帰をしなければと早る気持ちが今回の「働きに出る」という行動を起こすきっかけになってしまったのだと思います。

 

こんなブログで反省文を書いても全く意味がないのはわかっていますが。

 

 

「やめる」というお話をして、早上がりした日、なんだかいてもたってもいられず、

黄昏時、公園に散歩をしに行ってみました。

 

 

 

公園は我がアパートの目と鼻の先にあり、高級住宅が偉っっっそうに立ち並ぶ隣にあります。

会社でもなんでもない一軒家なのにデカすぎる上無駄に外に階段が付いたビルみたいな家を横目に、大きな池のある公園にたどりつきました。

 

 

冷え込んできたというのに広場ではまだスポーツ青年たちが球技に勤しんでおり、バツン、バツンとボールの跳ね返る音が聞こえてきます。

 

 

わたくしはこの、ボールの跳ねる音がどうも苦手で、それははるか昔、わたくしが小学生の頃に校庭で遊んでいると、どこからともなく現れたドッチボールが後頭部にスマッシュヒットし、それ以来ボールの跳ねる音を聞くと、またどこからともなくドッチボールが現れて、今度は顔面にクリーンヒットしてしまうのではないかと不安になるからなんです。

 

わたくしはずっと眼鏡をかけて生活していますから、ボールが顔面にストライクすると・・・想像しただけで顔がめちゃくちゃになってしまいそうです。

 

ちなみに聞いておきますが、わたくし以外にも人類って、こうやって毎日少しの不安の可能性に苛まれて生きていますよね?

 

 

 

わたくしだけではないですよね?

 

 

 

さて、静寂を求めて歩みを進めると、公園の敷地の半分以上を占める大きな池が見えてきました。

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暮れの景色

美しいです。ここ数日は空とか周りの景色を見る余裕すらなかったので、この景色を見た時、心の底から美しいと思いました。

 

 

池全体を見てみると、鴨がたくさん生息していて、たまに「ぐわー」とか仲間と喋りながら餌を採っていました。この時わたくしは世界平和を願いました。だって、この「ぐわー」が聞けなくなったら、わたくしたちは一体どうやって「ぐわー」を聞けばいいのでしょうか?「ぐわー」は世界平和につながる。そう思ったからです。

 

 

 

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かなり小さい

かなり小さい鳥もいました。わかりやすく例えて言うと、両手で包み込んだらすぐ眠ってしまいそうなほどの小ささです。「チュン、チュン」と鳴いていました。

 

 

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現代建築と有名な山

これは先程の一枚目の写真の真反対側から撮った風景です。現代的な建築方式の会議場と、霊験あらたかな山です。夕日に照らされてこれまた美しいです。

 

わかる人にはどこかがわかってしまいそうですが、ここはとても良いところなので、いつか遊びに来てくださいね。

 

 

 

急に全然関係ない話をしますが、実はこの散歩をしつつ写真を撮っている時、右目のまぶたが本当に痛くて、完全にものもらいになっていました。

昨日の夜からじわじわ痛くて、ごまかしごまかし生活していたのですが風景を撮っている時痛みのピークが来て「あ痛た美し痛美しい痛い綺麗痛い!」みたいになってました。

 

わたくしが命を削って撮った風景、しっかりと見てくださいよ。

 

 

 

 

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別の「ぐわー」

これは別の「ぐわー」です。ちょうどさっきの「ぐわー」から反対の位置にいたものですが、こちらの「ぐわー」はまっっっっっったく喋りませんでした。大きな池の中にも地域差があり、非常に面白いです。

 

 

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泣ける

剥製になって帰ってくることってありなんだなって思いました。

 

右の報告が地味に読んでると泣けます。わたくしは泣きました。わたくしにも純粋な部分がまだありました。気づけて幸せです。

 

 

・・・こうして池の周りを一周し、私の散歩は終わりました。最初は間違った行動を起こしてしまって落ち込んでいましたが、なんか最終的に人が人に迷惑をかけてそれをまた人が補填していくのが人生で、その人っていうのは全部自分になりうるし、欠点を支えていくのが人生だよなって思いました。

 

散歩に出て良かったと思います。ありがとうございました。またご縁がありましたらよろしくお願いします。