お題「やっぱりプロはすごいなと思ったファンサは？」
人生で一度だけ、ヂャニーヅのコンサートに行ったことがある。
V6。たまたまチケットが当たったとのことで連れて行ってもらったのだ。
横浜アリーナ。アリーナってあれやろ？WIREやってたとこやろ？でかいんか？くらいの気持ちで行った。
会場に入る。
でかい。そして広い。
あーこりゃテクノで広々踊れますわ・・・と思いながら席へ。
めちゃくちゃ花道に近くて笑っちゃったのを覚えている。ファンサもらい放題席じゃんこんなん。
そもそもなぜわたしがわざわざV6を見に行ったかというと、披露されるであろう曲の中に石野卓球作曲の曲があったからだ。
要はヂャニーヅの石野卓球が見たかった。石野卓球の曲で踊るヂャニーヅをどうしても見たかった。
ライブが始まり、周りのファンの子達がうちわやペンライトなど各々の推し活グッズを手にする。
ステージでは迫力のある歌と踊りが展開される。
何曲かやったところで刹那的Night(ヂャニーヅの石野卓球）が始まる。
めちゃくちゃ良かった
シャンデリアみたいなのが降りてきて6人を包んだり、でっかいモニターが忙しなく動く中アイドルたちがキラキラ輝いて踊る様は、まさに『𝒥𝑜𝒽𝓃𝓃𝓎'𝓈 ℰ𝓃𝓉𝑒𝓇𝓉𝒶𝒾𝓃𝓂𝑒𝓃𝓉』だった。
すごい。これが日本の夢のアイドル界を牽引するグループのライブ・・・
そしてライブも終盤。
アイドルが花道で何かを投げている。
ボールだ。サインが書かれているらしい。
フリスビーみたいなのも投げている。すごい回転してる。
よく見たら角を丸めた色紙だった。
やばすぎ
大盤振る舞いすぎる。
やがてライブ本編が終わり、アンコールになる。
アンコールも大盛況。
客電が着く。
帰る支度をするわたし。でも、おかしい。
他の客が帰ろうとしない。
客電も客出しの曲もかかってるのに、流石に無理やろ・・・
えっ
アイドルが私服で出てきた
そして三宅健の
「大好き。・・・・・・っていうか、愛してる。」
いや。
いやいやいや。
これで惚れない女も男もおらんて。
色紙投げからの殺し文句、日本アイドル界のトップ事務所所属アイドルのファンサービスは異次元でした。
おわり。
