チューブでバター出しっぱなの忘れてて完全に溶けててこれ固まるかな大丈夫かな

実際めまいなんかしていないのにめまいが止まらないような気分だ。

 

今日は起きて、肉まんを食べて、服を着て化粧をして、電車に乗って汗ダラダラになりながらバイトの面接を受けて、カフェで知り合いに会ってバスに乗って帰って、ポケモンをして、フルーチェと宅食を食べて、皿洗いして一日が終わった。

 

人生を第三者的に見ればきっと嫌な奴のポジションなんだと思う。わがままで、言って欲しくないことや言ってはいけない事をすぐ言ったりする、屁理屈野郎の、鼻持ちならないキツネのような。

現在進行形でもある。口は悪いし、すぐイライラするし、被害妄想もすごい。歩みを止めて振り返った残像がドドメ色をしていて、あまり見たくない。

 

数日前に出したまんまで溶け切ってしまったであろう『チューブでバター』が、「そうやって、必要な時にしか大事にしていただけないんですね」と、まるで気の抜けてしまった触感で訴えてきた。

 

洗い物の水の渦を見て、「自分は何者であるか」を考えた。友人は何かになった。他人と比べるのはやめましょう、とあらゆる他人からアドバイスされてきたが、今更折り目のついた考え方を直すことは難しかった。何かになった中に、一人くらい何でもない奴がいたって全体社会的に見ればどうということはないのだろうが、わたしはどうしてもこのことを考えると涙が出てきてしまう。

 

気にしなくても良いことを気にして、永遠に板挟みになっている。