街裏ぴんくR-1優勝‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
今年のR-1は良かった。良かったっていうか、好きな芸人が優勝して嬉しい、の方が正しいかもしれない。
街裏ぴんくを知ったのは「蕎麦」という漫談からで、これを初めて見た時、天才は本当にいるんだと思った。
本当に面白い。いや、面白いのか?どこかでこの話を信じている自分がいる気がする。だから面白いと思っているのかもしれない。
とにかくそれくらい衝撃だった。
元々ハリウッドザコシショウとか、狂ったおじさんが大声でわめく芸が好きというか、勢いのあるネタが好きで、うん、でも、狂ったおじさんならなんでもいいのかもしれない。もうよくわからない。
それぞれ狂ったおじさんには共通点がある。みんな目が本気。「嘘ひとつ付きませんよ、本当に本当です」という目をしている。綺麗な光。綺麗な黒目と白目。曇りひとつない美しい目をしている。
しかし、今日の街裏ぴんくは違った。血走った目。鬼気迫る目。地球の裏側まで響く声で、漫談をしていた。
漫談が終わったあとの一瞬の静けさ。現実と見紛うような夢のシャボンを割るように、拍手が起こる。
優勝が決まる。大きな声で、「R-1に夢ありますよ!」と叫ぶ。
確かにあの時のステージには夢があった。街裏ぴんくが私たちに鬼気迫る勢いで見せた夢が、街裏ぴんくにも夢を見せた。
夢のある大会を見れて、本気で良かったと思った。