俺らは屯田兵

マイナーなジャンルにハマった時、ファンアートを見たい時、その時、俺らは━━━━━━━━━

 

生活規則は厳しく、起床と就業の時間が定められ、軍事訓練と農事のほかに、道路や水路などの開発工事、街路や特定建物の警備、災害救援、また、国内外の様々な作物を育てる試験農場の役目も兼ねていました。 屯田兵は、西南戦争日清戦争日露戦争に参戦しています。

 

屯田兵は、大昔の時代に北海道の何も無い土地を開拓した人たちのことだ。色々な開発を政府から任され、戦争にも参加する。

 

そんな屯田兵が冒頭の話となにか関係あるのかと言うと、大いにある。

 

北海道の寒く厳しい土地を耕し、人が暮らせるよう開発し、戦争もする、これはまるでマイナージャンルにハマったオタクではないか。

 

ジャンルにハマったオタクがすることは、まずpixivのタグ検索だろう。マイナージャンルにハマったオタクはそこで愕然とする、広がる不毛地帯。誰も...いないのか?

当たり前だが、生産するものが居なければ、生産はされないのだ。

 

そこでオタクは考える。じゃあ作るしかないと。描くしかないと。この不毛地帯に一輪の花を咲かせようと。

 

同胞が居ない、寒く厳しい土地(ジャンル)で、人々が暮らせるよう畑を耕し(作品投稿)、開発(布教)もする。

 

俺らは、屯田兵。令和の時代に、不毛な土地を耕す姿は美しい。あなたの創作で土地が潤う。それは微力でも、未来へと繋がっていく。

 

あなたの描く推しは、誰かの希望となる。