立ち食いうどん

急に思い出した。去年の9月か10月、寒くなってきた頃に高速バスを使って京都まで旅行に行って帰ってきた時の事。

 

7時ちょい過ぎに新宿駅に着いてちゃっちゃと降りてさあ疲れてるしぱっと地元帰って寝るぞと意気込んだ矢先

 

腹が減った。

 

そりゃあそうだ8時間も何も飲まず食わず(慌てすぎてジュース買うの忘れてた)でリクライニングもせずほぼ着席の姿勢で乗ってたんだ、腹の一つや二つ減って当たり前じゃ、という事で新宿にはお腹に優しくて早くにやっている飲食店があることを知らないのでとりあえず池袋まで行って駅ナカの立ち食いうどん屋にでも行くことにした。

 

新宿から埼京線で揺られて体感20分、池袋に着いた。

 

日曜の朝だというのに人がたくさんいる。お腹空きすぎて逆に腹痛になっていたので人混みのあいだをふらふらかき分けながら立ち食いうどん屋に着いた。

立ち食いうどん屋でわかめうどんを頼み、テキトーにぼーっと立っているとうどんが出てくる。それをとりあえずひとくち食べる。

 

腹が減っている時のうどんほどうまいものはない。とくにスープがあっさりしていると尚更美味く感じる。

一気にうどんをすすって食べると熱くてビビる、が、良い。それがいい。熱すぎて「ウグッ」という声が出るくらいでもいい。

うどんを食べ終わりおたまでスープをすする。

至福のひとときである。はずであった。

 

 

 

おたまにカレーうどんの味が残っていなければ。