ひるびんで帰る

ひるびんです。ひるびんで帰らせていただきます。

 

ひるびんとは昼便のことです。詳しく書くと、高速バス昼便。キョートから9時に出て、16時くらいにシンジュクに着く、例のアレ。

 

最近は昼便が大好きで、昼間に何かどこかしらで遊びたいというのがなければ昼便に乗って移動してる。こないだのバレンタインもちょっと高いけど昼便に乗ってシンジュクに行った。

 

昼便のいいところは停留所にある。出発して2時間くらい経つと「もっくる新城」という道の駅に止まるんだけど、そこのソーセージが本当に美味しい。

でかい、ふとい

中くらいのぬいぐるみくらいある。噛むと肉汁と油が勢いよく出て、口内を攻撃してくるけど、それよりもおいしさが勝つ。

 

珍獣もいる。

ヒョウ?

もっくる新城には大体20分くらい止まるんだけど、これが30分あったらもっとたのしめるのにな〜と思う。ソフトクリームとか食べたいし。お店も覗きたい。

 

昼便の良さはそれだけじゃない。夜行ではカーテンが閉まってて見れない窓が見れる。昼便の良さはここに詰まっている。

 

都会から田舎から都会へ。流れていく緑の幾何学とと灰色の四角。瞬間の美学がそこにはある。ぼんやり眺めていても飽きない。住宅街を見下ろす。生活を見下ろす。

 

移動時間はめちゃくちゃかかるけど、昼便にはロマンと治安がある。昼便に乗る人はみんな早起きができるので穏やかだ。3列シートだから他人に干渉することもない。

 

みんなも乗ろう。昼便に。