けじめ を 付(つ)ける
① 守るべき規範や道徳などに従って、行動や態度を明確にする。
※君の名は(1952‐54)〈菊田一夫〉三「ちゃんと物事のけじめはつける人間です。あんたとはちがいます」
② ものごとのけりをつける。
※長春五馬路(1968)〈木山捷平〉三「爆風の被害はとにかくとして、あの小っぽけな家を一軒だけ爆破して、戦争のケジメをつけるなんて」出典 精選版 日本国語大辞典
つけます。KEZIME。
これです。この記事ではヤケになって青瓶珈琲をただのカヘイン売り場などと書いていますが、そもそも私は飲んだことがなかった。
飲んだこともないのにこのような暴言を吐くのは人道に外れた行為だった。
なので、けじめをつけます。
というわけで
来ました。青瓶珈琲。何故か犬が店内庭に沢山いてもうテンションがダダ下がりで帰りたい気持ちですが、KEZIMEをつけるためなので我慢します。
メニューはこんな感じです。どれがアイスコーヒーかわかんねぇ。コールドブリューか?ずっと前から思ってたんですけどなんか汚い名前じゃないですか?ブリューって。仮にも食品ですよ。茶色い食品に「ブリュー」って反則じゃないのか。
店内はスタバに木目を追加したような感じだった。
店員さんは優しかった。
多分秒で素人だとバレたからだと思う。そりゃそうでしょうよ。だって素人丸出しで「えーーーっと、アイスコーヒー...あっ、コールドブリュー...」とか言ってたし。
でも、20代くらいの人が優しくしてくれる機会ってレアだからさっきの犬のこと忘れるくらいには好感度上がったかもしれない。
いや、嘘。犬は連れてくるな。可愛くもない犬を。
そんなこんなしているうちにコーヒーが来た。
最初、注文する時に名前を聞かれて「すわ、オシャレ個人情報泥棒か!?」と思ったけど普通に伝票のためだった。
何も知らないから下の名前で言っちゃったよ。みんな苗字言ってた。恥ずかしい。
コーヒー、苦手なんだよな。じゃあなんで頼んだかってKEZIMEのためです。飲みます。
・・・この味、コーヒーヌガーだ!!!
いやコーヒーなのは当たり前だからそうなんだけど、後味がコーヒーヌガーを食べたあとと一緒、これマジで。
でもやっぱり苦いのでお砂糖を貰いに行こうと思ったがなんとこの店お砂糖がなかった。どういうことなんだ。コーヒー屋に砂糖がないとか問題だろ。言ったら貰えるのか?
店員さんは忙しそうなので真相は闇の中だ。
あと、普通に美味しい。普通のコーヒーだ。すこし酸味が強い。苦味はあまりない。後味がコーヒーヌガーのコーヒーだ。
価格も600円くらいで・・・600円!?俺はこのジュースにプリマジ3クレ分支払ったのか。たまげた。そう思うと貴重な苦水だなこいつは。
現地でコーヒーを飲んでもやっぱ俺茶苦水売り場で - 三階視聴覚室の主張は曲げたくない。というか、曲げることは出来ないという結論に達した。
これで俺は「行って批判してる正しい奴」になれた。KEZIMEがついた。
だってお客さん、観光客かベンチャーの社長みたいな浅黒いお兄ちゃんしかいねぇし。やっぱりオシャレの巣窟なんだよここは。
カヘイン取るならモンスターで十分だしな。あっちは美味しいし。
オシャレな苦水を売ってる店、まあ人生で一度は行ってよかったかなくらいの感想でした。